大学病院勤めだった私の生き方をかえるきっかけになった本

先日、『名古屋ヨシミストの会|夜の部』を開催させていただきました。念願叶っての開催。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

参加者の中には佳美さんのワークライフスタイリスト養成講座を担当されている方もいらしてくださいました。ヨシミストの一人としてお会いできてとてもとても光栄で、お会いできて嬉しかったです。

参加してくださったみなさんはみんなとってもエネルギッシュで、人生、楽しんでいる人ばかり。『自分らしく』を追求している女性はとっても生き生きしていて、素敵だなあと思いました。

『自分らしい=これ!』って見つかっていなかったとしても、「自分の心地良い」を求め、考えながら生きている女性と一緒に過ごす時間はとても心地が良い。

そもそも、なぜ「ヨシミストの会」を開催することになったのか。


実は、1冊の本がきっかけです。


『可愛いままで年収1000万』という宮本佳美さんの著書です。



生き方を考え直すきっかけになった本との出会いは2年程前。まだ大学病院で作業療法士として働いていたころ。

仕事はきらいではなかったのだけれど、就職して半年もした頃、自分がここでこのまま今の職場で働いていくことに違和感をおぼえるようになりました。



大学4年間、作業療法士として働くことを夢みて、勉強したり、実習を重ねてきたにも関わらず、わずか半年で心がころっと変わってしまいました。

・目標であった作業療法士になれた!
・作業療法士として働けるなんて嬉しい!

そんな気持ちは1年も続かず、少し焦りました。自分が信じて歩いてきた道が間違っていた気がして、それを間違いだとしたくないから、その違和感を封じ込めようともしました。

ただ、私の内側で生まれた違和感は決して弱いものではなく、何度も何度も浮上してきます。

「作業療法士として私ができることってなに?」

「作業療法士として私がここにいる意味ってなに?」

「私、なんで作業療法士になりたかったんだっけ?」

色々考えるようになりました。


悩んだし、嫌にもなったし、逃げ出したくもなりました。でも考えて、考えて、考えて、悩んで、悩んで、悩みました。もちろん、自分が担当させていただく患者さんのこともたくさんたくさん考えました。

その結果たどりついたのは、同じ環境にいる人、同じ環境にずっといてきた人にはその環境のことしか分からない。という気付き。

それなら…外の世界に飛び込むしかない



そう思い、それからは色々な人に会いました。といっても、その頃のわたしは、いきなり自分でアポをとって、一人で会いにいけるほどの勇気もなければ行動力もなく。

今の旦那さん(当時は彼)がつれていってくれたり、繋げてくれたり。頼りっぱなしになりながら、一歩一歩、前に進んだり後ろに何度も下がりながら。今思うと、何しとんねん。しっかりして。って笑っちゃうくらいのへっぴり腰でした。

ただ唯一私ができたのはSNSで連絡をとってみること。

同じリハビリ職で、楽しそうに働いている方に連絡をしてみたり、作業療法士でヨガをされている方に連絡してみたり。

そして、色々な方に会えば会うほど、色々な方とやりとりをさせていただくほど、『世界は広い!』と気付かされました。

いかに自分がみている世界が狭く、自分の視野は狭く、考え方は狭いのかと思い知らされました。そして、なんて自分は真面目なのだろうと、そんなふうにも思いました。

そんなことを日々感じていた頃に出会ったのが名古屋の女性起業家である宮本佳美さんの著書。『可愛いままで年収1000万』でした。


可愛いままで年収1000万ってどういうこと?なんか本のカバー、ピンクで可愛いな。そんな気持ちでふと、手にとったのを今でも覚えています。

もともと宮本佳美さんを知っていたわけでもなく、たまたま、目に入ったから手をとった、それだけです。立ち読みでその本に一目惚れしてしまったのだと思います。

当時の私は相当に頭をかかえて悩んでいたし、毎日ふつふつと考えていていました。でも自分では答えが出せなくて苦しんでいたので仕事終わってからの時間や、早起きした朝、休日はひたすら、人の本を読みあさっていました。近くの本屋さんに通いつめていました。

ものすごい悩み期でしたが、本屋さんにいるときと本を読んでいるときは、なんだかとても幸せを感じていた記憶があります。

そんな頃に出会った佳美さんの著書はわたしに大きな衝撃をあたえました。

こんな働き方、生活スタイルがあるものなのか。そんなの本当にありえるのか。うそでしょ、こんなの絶対ありえない。でもすてき。いいないいな。そう思って読み始めたのが「可愛いままで年収1000万」でした。



疑心暗鬼な気持ちで読み始めた本だったのに、読み終わった頃には「こんなライフスタイル、ありえる」、「こんな人生、ありえる」と私の心はころっと変わっていました。

この本との出会いがあったからこそ、今のワークライフスタイルがあると思います。本当に本当に、大感謝している1冊です。



この本との出会いがなかったら、目標もなく、毎日を悶々と過ごし、自分の本当の声に一生懸命に蓋をして内側の葛藤を感じながら、お仕事して帰宅して、休日を楽しみになんとか乗り切る!みたいな生活を果てしなく続けていたかもしれません。

だからこの本に出会えて、本当に本当によかったです。

「本の中の世界や、本の中のワークライフスタイルが自分の理想とは違う。」そう思ってもいいし、感じてもいい。この本の中に書いてあるワークライフスタイルを目指す必要もない。でもこの本を読むことによって、

\世界は広がり、視野が広くなり、理想が目標にかわる/

と思います。こんな未来ありえない。と感じる、そのありえない未来を、ありえる。と感じられる心の状態に変えてくれる本だと思います。

未来の理想に蓋はしなくてもいいし、自分のことは当たり前に好きなっていいし、もっと自分のことは大事にしていい。誰でも得意不得意があるし極度な無理もしなくていい。

いっぱいの好きを集めて『好きな場所で好きな時間に好きなだけ好きなことをする生き方』は、ダメなことでもなく、不可能なことでもないこと。

そんなことを教えてくれる本だなあと思います。


宮本佳美さんの著書はほとんど持っていて読んでいますが、私の1番のおすすめは『可愛いままで年収1000万』です。


この本を読んでから生活も、行動も、理想も全部全部、良い方向に傾きました。私もこれからも何度も読み返すだろう本です。よかったらみなさんもぜひ手にとってみてくださいね。